詳解　ながの子ども条例　

　報道を見てる中で「私だって一歩まちがえば・・・」と感じたあなたへ
　どんなに苦しい状況の中でも、笑顔で生きる権利が、あなたにもあなたの赤ちゃんにもあります。「人権」は、生まれて来た誰もが、どんな人でも、等しくもっている「心の力」なのです。

・お金がなくても、病院でお産をする方法があります。
入院助産制度（にゅういんじょさんせいど）　相談先→近くの市役所や、役場の福祉課
・保険料を払っていなくて、健康保険証が無くても、病院を受診することができます。支払いは、病院内の医療相談室（いりょうそうだんしつ）、地域連携室（ちいきれんけいしつ）で相談できます。
・社会保険に入っていなくて、お産をしてもお金がもらえなくても、一時的にお金を借りることができます。
生活福祉資金（せいかつふくししきん）相談先→近くの社会福祉協議会（しゃかいふくしきょうぎかい）
・生活保護を受ければ、出産、育児についても保護を受けられます。
生活保護（せいかつほご）相談先→今暮らしているところの市役所や、役場の福祉課（ふくしか）

・育てられない子どもが産まれて来たとき、公的機関に預かってもらえたり里親に育ててもらえる制度あります。生後すぐから大丈夫です。妊娠中からでも相談できます。
一時保護（いちじほご）相談先→児童相談所（じどうそうだんじょ）統一相談ダイヤル　0570-064-000
（近くの児童相談所につながります　夜間休日はホットラインの案内が流れます）

・パパがなぐったりけったりその他の暴力をする時に、ママと赤ちゃんで家出をして、泊まれる施設があります。
DVシェルター相談先→近くの警察、または住民票を登録しているところの市役所や、役場の福祉課
・何もかもいやになって、死んでしまいたくなったとき、相談できる電話があります。
自殺の相談→こころの健康相談統一ダイヤル　0570-064-556
　　　　　　　　（もよりのセンターにつながります　平日の日限定）　
気持ちを聞いてほしいとき→長野いのちの電話　026-223-4343
　　　　　　　　　　　　　　　　　　松本いのちの電話　0263-29-1414　
　　　　　　　　　　　　　　　　　（相談時間　午前11時～午後10時　年中無休）

どの相談も、秘密は守られます。相談は無料です。電話代はかかります。　
一度の相談でだめでも、次の相談もしてみてください。

いま、ひとりぼっちのあなたへ
http://www.youtube.com/watch?v=ObMAh1WmKYg

笑顔の明日へ、あなたの相談があなたの力になります。

　
　以下、新聞記事の抜粋です
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3ヶ月女児虐待死疑い
大阪　両親を逮捕
（信毎朝刊　平成23年9月8日31面）

　生後3ヶ月の次女を激しく揺さぶるなどして死なせたとして、大阪府警捜査１課は７日までに、傷害致死と傷害の疑いで。同府門真島頭、いずれも無職で夫婦の藤山郁弥容疑者（25）と由衣容疑者(22)の２人を逮捕した。
　死亡したのは次女琉花（りゅうな）ちゃん。1月に自宅で生まれ、約2ヶ月間入院して3月に退院した。琉花ちゃんの顔や頭、胸には数十カ所の打撲痕などがあり、同課は退院直後から虐待が始まり、日常化していた可能性があるとみている。逮捕容疑は今年3～5月、琉花ちゃんを激しく揺さぶったりつねったりしてけがを負わせ、さらに5月13日にも揺さぶるなどして、脳腫脹（のうしゅちょう）などにより死亡させた疑い。

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